マハン後期があまり知られず評価されていない理由には下記が考えられるのではないかと・・・
・後期著作は基本的に米海軍大学の講義集
・ゆえに書き方が難解
  →一から十まで説明していないが、それは生徒側に考えさせる為、わざとそうしている。
  →海軍大学生を対象とするので、それレベルで理解していて当然の事は、わざわざ説明しない。

海軍戦略の冒頭にこれをにおわせる事が書いてあります。
つまり、普通に読んでも理解困難+そもそもの知識が無いと読解困難
なので一般的には読んでも理解できない、もしくは誤読をする結果に・・・
(旧海軍の翻訳もところどころ誤読している部分が見受けられるレベルで難解)

さくっと読んでも理解できないというのは正しい評価をされないというクラウゼヴィッツの初期に似てるかも