ソ連のウスチノフ国防大臣は独特の軍事理論を持ち、そのウスチノフ・ドクトリンでは
核で先制攻撃して西ドイツを全滅させ、電撃占領する
のちの専門家の検証では「成功は疑いない」という非の打ち所のない作戦だ

完璧なウスチノフ理論が実行されない理由は、「占領地の数百万の民衆を抑えるのは困難」
という理由だったそうな。戦後の政治崩壊すると見越して実行されなかった。

かれは戦後すぐドイツの研究所を見学してロケットに感動して、核ミサイルや爆撃機を推進し
またスターリンの意思をついでソ連艦隊の軍拡にもおしみなく予算をつぎ込み
見栄っ張りの性格にために地味な陸上兵器はけずられた。T62の生産すら渋った
そのためにソ連軍はオンボロ軽戦車が多いということに・・