ずいぶん翼面荷重にこだわるね
誘導抵抗と言い換えるだけで>>927のサイトに合致するんだけど

ちょっとこのサイトで遊んでみる
https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228775
Vxは失速速度の少し上というから着陸速度で考えてみる(精密図面を読む1)
欧米機はプロペラ効率とか緊急出力とかで比較しにくいから日本機で比べる
零戦21型 119km秒速33.05m 6000m/7:27 馬力荷重2.575 翼面荷重107.89
零戦52型 128km秒速35.55m 6000m/7:01 馬力荷重2.418 翼面荷重128.08
雷電11型 162km秒速45m 6000m/5:38 馬力荷重1.783 翼面荷重160.09
雷電21型 162km秒速45m 6000m/5:50 馬力荷重1.948 翼面荷重174.91
鍾馗2型乙 150km秒速41.66m 5000/4:26 馬力荷重1.842 翼面荷重184.3

乱暴だが着陸速度で各高度に到達したと仮定する(Vyより高角度になる)
零戦21型 33.05x447秒=14773.35m 上昇角23.57度
零戦52型 35.55x421秒=14966.55m 上昇角23.38度
雷電11型 45x338秒=15210m 上昇角23.14度
雷電21型 45x350秒=15750m 上昇角22.23度
鍾馗2型乙 41.66x266秒=11081.56m 上昇角26.49度

当然これがそのままVx上昇角ではないけど各機たいして差がない事は判断できるかも
鍾馗だけ5000mだから6000mならもう少し浅くなるかな
雷電がイマイチなのは着陸速度が速いせいだけど失速特性から高く設定されてるのかも、太い胴体もプロペラ効率を棄損してるかも知れない

まあ実際Vx上昇は全力で回るエンジンの冷却がキツイから短時間しか使えないし
短時間であるならVx角超えの上昇もできる、降下加速して引き起こしたなら垂直上昇もできる
だからVx上昇角を競ってもあまり意味がない
そもそもどっから撃たれるかわからない空戦空域でのろのろVx上昇で飛ぶのは自殺行為だし、次の機動の選択肢が狭くなる
縦のひねりこみに誘う上昇ならVxでは遅すぎる
マリオンカールが笹井機を撃ったのはVx超えの上昇角(機首上げ)だったようだけど絶体絶命だったからトライしたのだと思う