連絡する相手にもいろいろある訳で、軍隊の所帯が戦時動員で急膨張すると特にそうなる。遠隔通信手段が最良で有線電話で、時間あたり伝達量が恐ろしく限られるゼークトの時代、
高密度情報たる連絡書類を『物理的に』持っていくために、携行資格としての階級を持った連絡将校の員数が山程いる。
平時に、これからの伸びが期待できる優秀な人材なら、書類による報告・連絡から更なる相談を期待できるが、
戦時ならそういう人は自国軍内でやるべきことがいくらでもあるから、連絡将校は単に持ってって置いて戻って復命するだけでいい。余分なことすると無能な勤勉って訳で。

というか、無能な怠け者で「言われたことしか出来ない・やらない」なら、それ以上の余分な事はしないからその方が望ましい。
守ってれば勝てるとこでこっちから攻勢に出て自滅するようなのを、無能で勤勉という。自軍の指揮官・参謀としては最初から論外だが、他国軍との連絡将校がこれをやりがちな立場なのは判ると思う。