「「I号戦車=訓練用戦車」として広く誤解」
「主力戦車は防御陣地にこもる歩兵をなぎ倒せればそれでよいという観点から機銃装備で十分」

「一気に主力のIII号戦車と支援のIV号戦車へと置き換えたかった」

「基本的な考え方として、戦闘の中心となる「主力戦車」と、主力戦車では荷が重い
敵が出現した際に応援を行う「支援戦車」を、組み合わせて運用するということが発想され
たのである。
 そして第一弾となったのが、機銃装備のI号戦車を主力に据えて、炸裂して弾片効果を発
揮する榴弾と装甲を貫く徹甲弾の両方が撃てる20mm機関砲を搭載した
II号戦車が、I号戦車を支援するという組み合わせだった。同時に、I号
戦車は第一次大戦後初の国産戦車を生産するという意味での習作で
あり、運用面では、戦車に慣れ親しむための訓練用という意味も課せられていた。
 実は後年、I号戦車を評する際に、この「主力戦車」ながら「習作で訓練用」という二面性
のうち、後者のみがクローズアップされてしまったことで、

「I号戦車=訓練用戦車」として広く誤解

されてしまった。しかし、I号戦車とII号戦車が登場した当時は、

主力戦車は防御陣地にこもる歩兵をなぎ倒せればそれでよいという観点から機銃装備で十分

であり、敵の戦車や堅固なトーチカなどを叩かねばならなくなったら、II号戦車の20mm機関砲程度で間に合うというのが世界水準だった」

下記、III号戦車の背景。近代ドイツ戦車事始めを参照ください。

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