圧延(鍛造)は炭素量を大きくできない、だから炭素量は
ティーガーの圧延装甲でも0,5%ほどで
鋳造は製法の違いで炭素量を多くできる(だいたい3倍まで)
それでかたくなる
ただし割れやすくなるのが難点、割れると対弾性能は低くなる

割れない場合は、硬い分、鋳造のほうが対貫通はすぐれてる
というのがスターリン戦車の考えらしい

1942年にスチール並みに割れにくい黒鉛球状鋳鉄も開発されてる
量産ベースに乗ったのはドイツでも1950年代、切削コストが上がるため
結局これも多用はされないがトラックのホイールハブなど強度を
要する部分は球状鋳鉄がつかわれる
戦車の装甲は・・コストが上がるんじゃ、つかえないか