韓国のHanwha Systems社が、現地で開発されたDIRCMシステムの動作試験を実施
https://www.janes.com/defence-news/news-detail/south-koreas-hanwha-systems-to-conduct-operational-testing-of-locally-developed-dircm-system

ハンファシステムは7月9日、韓国国防科学院 (ADD) との間で、国産軍用機向け指向性赤外線対策
(DIRCM) システムの初動作戦試験支援契約を締結したと発表した。

同社は2014年からDIRCMプロトタイプの開発に参加しており、主要コンポーネントの小型化と軽量化
に貢献してきたという。
同社は声明の中で、「実際の兵器システム」に対するDIRCMの「初期運転試験・評価」を実施する任務
を負っていると述べている。

2018年に初期開発試験に合格したDIRCMが、韓国軍の要求事項を満たしているかどうかを検証するためだ。
成功すれば、韓国も新システムの輸出を検討している。

2018年9月の声明において、韓国の防衛取得計画庁 (DAPA) は、敵ミサイルの赤外線 (IR) シーカーを
だますことを目的とした新しいDIRCMが、民間のヘリコプターに搭載され、すでに数回テストされたことを指摘した。

また、DAPAはその際、現地で開発されたDIRCMは、現在も稼働中の多くの古いミサイルで使用されている、
画像化されていない赤外線探査機に対抗するように設計されているが、

この装置の裏にある技術は、画像化された赤外線 (IIR) 探査機を使用して、より近代的なミサイルに
対抗できる強化されたシステムのための足がかりを提供するためにさらに開発され得ると述べた。