KF-Xプロジェクトは軌道に乗っているが、インドネシアの関与が懸念される
https://www.janes.com/defence-news/news-detail/kf-x-project-on-track-but-concerns-grow-about-indonesian-involvement

インドネシアの航空宇宙企業であるPT Dirgantara Indonesia (PTDI) の技術者は、韓国航空宇宙産業 (KAI) の
技術者と同様に、韓国の戦闘機エクペリメンタール (KF‐X) 多目的戦闘機の開発作業に取り掛かるために間もなく
再参加することになる、とJanesが学んだ。

KF-Xプロジェクト (インドネシアではKF-X/IF-Xとして知られている) のPTDI技術者は、Covid-19の流行が
北東アジアの国でピークに達した3月に韓国からインドネシアに戻った。
ある業界筋がJanes氏に確認したところによると、これらの技術者は現在「現在再配置の準備中」という。

Janesは、2019年末時点で韓国のKF-XプロジェクトのPTDI技術者の総数は約100人で、主に航空機の設計と
製造プロセスに従事していたと理解している。
彼らの再配置は、社会的距離のための要件や、他のCovid-19に関連するガイドラインに照らして行われる。

このプロジェクトにPTDIの技術者を再参加させる動きは、KF-Xの試作品の開発が進展したことを背景としていますが、
プログラムへのインドネシアの資金参加の範囲について妥協点を見出す努力が引き続き遅れています。
インドネシアの関与に影響を与えうるもう一つの要因は、インドネシアの関与の戦略的価値に対するインドネシア側の懸念である。

KAIは、KF-Xの最初の試作機の組み立てが2020年後半に完了する予定であり、2021年4月の実用化を目指している
ことを確認しており、KF-Xのプログラムは、Covid-19の影響を受けておらず、2020年代半ばに量産を開始する
予定であることを確認している。