>>254 スレチすまぬ

高度によってロケットエンジンの性能が違ってくると言うのはあるんだけれど、それは大きな問題じゃないんだ。
ケロシンエンジンを1段目、2段目以上に水素ってのが効率が良い理由はある。

ケロシンエンジン:排気ガスが重たくて噴射速度もまぁまぁ速いから大推力を出しやすい
水素エンジン  :排気ガスが軽いが噴射速度がとても速いから燃料質量辺りの推力がとても高い→効率が良い

ロケットの打ち上げは空気が薄い高空に兎に角早く到達しつつ、水平飛行速度を出させるのが重要
水平速度を上げれば、地球を回る遠心力で機体に掛かる重力をある程度相殺できる。
宇宙空間で第一宇宙速度を達成できれば、重力で落下したり減速されたりしなくて済む。

兎に角高空へ上昇して水平飛行に早く至るために、1段目の機体を小さく軽く作れてパワーのあるケロシンエンジン
で一気に持ち上げる(1段目が水素ならブースター使う)持ち上がって水平飛行に移ったらケロシン一段目はポイ
一段目を切り離した高空では空気抵抗が少ないし、水平方向の速度も得ているからパワーよりも
効率が良い水素エンジンで更に更に水平加速して軌道速度に乗ったり、そのまま加速による高度上昇をする。