2021年02月26日 19時00分00秒
アメリカ空軍は自衛隊も導入しているステルス戦闘機F-35を「失敗」と認めつつあるとの指摘

2021年2月17日、アメリカ空軍の参謀総長であるチャールズ・ブラウン氏は記者団の前で、「空軍は今後数カ月間で、短期および長期的な航空戦力の配分を見直すための研究を実施します」と発言。
F-35やF-22のように高価な第5世代戦闘機だけでなく、「第5世代マイナス」もしくは「第4.5世代」と位置づけられている比較的低コストな戦闘機が求められているとの見方を示しました。

また同時に、ブラウン氏は「今後は航空機の使用頻度は控えめにしていきたいと思います。毎日フェラーリで通勤するのではなく、日曜日だけフェラーリでドライブするのと同様に、我々の最高級機をローエンドな戦闘には使わないようにして、戦力の消耗を抑えていきます」と述べました。

海外メディアのEsquireによると、最新鋭の戦闘機を高級車に例えたブラウン氏の発言は、報道関係者の間で「F-35の失敗を暗黙の内に認めたもの」と受け止められているとのこと。
IT系ニュースブログのExtremeTechも「フェラーリはこの発言を褒め言葉とは受け取らないでしょう。ブラウン氏のコメントは派手なものではありませんでしたが、F-35に対する空軍の姿勢が大きく変化したことがにじみ出ています」と指摘しました。

ExtremeTechによると、F-35はマルチロールファイター(多用途戦闘機)と呼ばれる戦闘機で、対空および対地攻撃などさまざまな役割を果たすことを目標に開発されたものだったとのこと。
また、調達コストも比較的安価で手ごろな戦闘機になるとされていました。

しかし、完成したF-35は「割り当てられた任務を少なくとも1つ以上遂行できる機体の割合」である任務遂行率が69%と、アメリカ空軍が目標として設定している80%を大幅に下回る水準でした。
F-35は他にも、「合計11種類もの問題点がある」と指摘されているほか、「弾がまっすぐ飛ばない不具合」などもあると報告されています。
https://gigazine.net/news/20210226-f-35-stealth-fighter-failure/