>>845
>>846の艦隊シリーズは「史実世界と後世世界」で確かに時間軸2本だが、それ以外に作中で並行世界って概念が存在するのは…

過去にタイムスリップしたと思いきや、実は時期によって微妙に違う世界線から別々の自衛隊がタイムスリップする富永浩史の「超空自衛隊」シリーズ(2008)。
タイムスリップした信濃に空自のF104Jだの未来の空自戦闘機だのが着艦してベトナム戦で米軍と戦う志茂田景樹の「新帝国海軍の野望」シリーズ(1994)
「激烈!帝国大戦」のいろいろとアレな連合艦隊が未来にタイプスリップして引き続き戦う、志茂田景樹の「激烈!第二次帝国大戦」シリーズ(1994)

とかかな?しかしどれも「分岐」じゃなく「アチコチから都合のいい存在が転移してくる」で、ちと意味が違うか。
「複数分岐した歴史をそれぞれ描く」みたいなのは、見た事ないな…

武蔵が沈んだはずの世界線へ武蔵がタイムスリップしてくる、桧山良昭の「大逆転!2003年戦艦武蔵」(1993)だと、見学に出かけた旧武蔵乗組員が
消失するってパターンで、こういうのがタイムパラドックスだよね。

「歴史は元に戻る結末のタイムスリップ架空戦記物」も思いつかないな…何があっただろう?