ヘッツァー正面はパンターと同じE22規格ながら他の部位は高張力鋼板で
つまりただの乗用車と同じ材質でできていた(普通乗用車は0.8ミリの高張力鋼板)
側面装甲は2センチと薄くさらに後面は8_しかなく正面以外はかなりもろいものだった
このような弱点も知られてきて次第にオサレ気味となったが実は隣国スイス軍は
チェコの生産する最新式ヘッツァーを羨望の目でみていた
山国でせまい道のスイスの防衛に軽駆逐戦車はうってつけで1943年より
ナーカンプパンツァーシリーズを独自に試作していた
「スイス式接近戦格闘戦車術」とでもいうべきものでマーダーVに似たものだった
スイス国の駆逐戦車ドクトリンではヘッツァーはかなりよさげなもので戦後早速
新品158両を発注したがこれは当初難航した。ナチスドイツ戦車が継続生産され
スペインのファシストの手に渡る可能性がありとソ連が主張したらしい
スイス駆逐戦車G13はやがて総統の望み通りザウラー8気筒ディーゼルに交換され
レオパルトより先にMTU ディーゼルが採用されたPZ61(パンツァー・アインウントゼクツィヒ)は
ナチスE50試作戦車シリーズの流れをくむT55より強力な戦車であった
ドイツ系スイス人により「ドイツ隣の小国でナチスの戦車が再生する!」というソ連の疑念は
まとはずれではなかった
【M4シャーマン】汎用戦車 8【T-34】
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716名無し三等兵
2020/12/05(土) 17:26:34.79ID:zRgZpYMx■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
