白人女性はトランプが嫌いなのか?
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高まる女性の反感、トランプ氏懇願「お願いだから…」
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9月末のまだ日が高い夕方の帰宅時間帯、米南西部アリゾナ州ケアフリーに住む弁護士のリンダ・ロウルズさん(61)は自宅前の路肩にいすを出した。
11月の大統領選に向け、民主党のバイデン前副大統領を応援するプラカードを夫とともに掲げるためだ。

「家の中でニュースを見て怒っていても、何も変わらない。バイデン氏の票を1票でも増やせれば、やる意味がある」
9月25日から11月3日の投票日まで、朝夕2時間ずつをこう過ごすと決めた。

州都フェニックスの郊外にある人口4千人弱のケアフリーは比較的裕福な地域で、人口の57%が65歳以上、96%が白人だ。
2016年の大統領選では共和党のトランプ大統領の得票率が62・54%で、民主党のクリントン元国務長官に約30ポイント差をつけた。

13歳で政治に関わり始めたというロウルズさん自身、長年の共和党支持者だ。
しかし、15年に保守派の会合でトランプ氏の話を聞き、「独裁者のようだ」と危惧を抱いた。
トランプ氏は大統領に就任すると、抗議デモに車を突っ込ませて女性を死亡させた、白人至上主義グループをかばう姿勢を見せた。

「政策という次元ではなく、人間性の問題だ。差別主義者が、その考えを隠そうともしなくなった」とロウルズさんは憤る。
4年前は第3党の候補に投票したが、今回は「穏健で考え方が近く、人格も優れている」バイデン氏を支持する。

アリゾナ州は1952年の大統領選以来、1回を除いて共和党候補が勝利している。
だが、今回は異変の兆しが見える。
5日に公表されたニューヨーク・タイムズなどの世論調査では、同州でバイデン氏の支持率が49%で、トランプ氏の41%に8ポイント差をつけた。

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