後の「令和人」になるのか?
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出口治明氏、「貧しい国」に転落した日本。
外国人と混ぜた方が強くなる
日本企業が外国人材を活かすための条件 
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00087/101200099/

混ぜると強くなる──。
それはサッカーでもプロ野球でも大相撲でも同じでしょう。では、ビジネスの世界ではどうなのか。
ビジネスの基本もダイバーシティであり、混ぜないといけない。
スポーツ界ではこれだけ混ぜるのが当たり前になっており、海外に活躍の場を求める日本人選手も多いのに、なぜビジネス界では「混ぜる」がなかなか進まないのか、という問題を日本は抱えています。

答えは簡単で、現状認識能力が乏しいからです。
これはメディアにも責任があります。
「日本はGDP(国内総生産)で中国には負けたが、今でも世界第3位だ」。こういう話が広くいきわたっています。

本当にそうなのか。
例えば、購買力平価ベースで見た1人当たりGDPランキング(2019年)を見てみましょう。
アメリカが10位で約6万5000ドル、
ドイツが19位で約5万6000ドル、
日本が33位で約4万3000ドルです。
スイスのビジネススクールIMDの国際競争力ランキング(2020)を見ても、日本は34位にすぎません。

1人当たりGDPが33位というのは、米国、英国、フランス、ドイツ、
カナダ、イタリア、日本で構成されるG7の中で最下位です。
労働生産性が1970年以降、半世紀連続して最下位というのとぴったり符合していて、
データーはうそをつかないと思います。

日本の約4万3000ドルは34位の韓国とほぼ同じ。
シンガポール(約10万1000ドル)やマカオ(約12万9000ドル)、
香港(約6万2000ドル)よりもはるかに低いのです。
アジアの中でもトップ5に入れないのです。