>>647
この新型練習艦が就役すれば、6隻しかない貴重なワークホースであるKD-2型駆逐艦を毎年1隻長期の
遠洋訓練公開に拘束しなくても良くなるから、艦艇のやり繰りが多少楽になりそう。

もっともKD-2型6隻の内、半分の3隻は終わりの見えないソマリア沖への海賊対策派遣任務のローテに
拘束され続けているのだから、これが解消されない限り本国近海で使えるKD-2型の数は余り増えません。

本来なら海賊対策などの比較的低脅威度の任務には仁川級や大邱級などの新型フリゲートが充てられ、
KD-2型は晴れてソマリア沖派遣任務から外されるはずだったのに、2020年現在になってもソマリア沖に
派遣されるのはKD-2型ばかりです。

やはり仁川級は地球の裏側に等しい遠隔地で半年以上の長期展開を行うには色々不都合があるかも
知れないし、最新型の大邱級に至っては深刻な機関のトラブルで航行すらままならないのだから、当分
ソマリア沖に行かされる事は無さそうです。