いちおつ

唐突に思い出したが2つのコップにいれた割材と原酒を交互に口へ含んで
ちょうどよい濃さになるとすすぎをするように混ぜて
飲み下していく酒飲みに出会ったことがあるがあれは日本のどっかに
伝わる文化なのかたんなる個人の習癖なのかいまだ見当がつかぬ
当人曰くマドラー要らずでちょうどいい濃度を味見しつつ探るのが楽しいと申していた