米大統領選での当選が確実となった民主党候補のジョー・バイデン前副大統領（７７）が
現地時間7日午後8時（日本時間8日午前10時）すぎに、地元デラウェア州ウィルミントンで「勝利宣言」の演説を行った。
演説の詳報は次の通り。

◆「団結させる大統領に」

こんにちは。アメリカ国民の皆さん。そしてデラウエアの皆さん。
アメリカ国民は声を上げました。米国大統領選挙最大の７４００万以上の得票で私たちを当選させてくれました。
今夜、全米そして全世界において大きな希望にあふれています。

私は謙虚な気持ちでいます。信頼してくださって感謝しています。
私は約束します。分断させる大統領になりません。団結させる大統領になります。
赤い州、青い州とみなしません。１つの国とみなしていきます。心をこめて自信をこめて臨んでいきます。
人々の信頼を勝ち取ります。アメリカとはそんな国であるはずです。
人々が大切です。私たちの政権はそのような目的を担います。
　
私はアメリカの魂を取り戻すために大統領になりたいと考えました。
世界中から再び尊敬を集める国にしたいと考えています。国内でも団結させます。
これまで多くのアメリカ人が１つのビジョンのために投票してきました。
そのビジョンを現実のものにします。これこそが私たちの目的です。

皆さん、何度も申し上げてきたが、私はジルの夫です。
彼女の愛、サポートがなければここにいません。ジルのおかげです。
そして息子、娘、そして孫たち、家族全員です。私の心の中にあります。
ジルは素晴らしいファーストレディになります。本当に誇らしく思っています。

そして素晴らしい副大統領、カマラ・ハリス氏。
初の女性副大統領、初の黒人、南アジア出身、移民の娘、初めてです。
アメリカでは何でも可能です。