>>580
 
>アゼルバイジャンとアルメニアは従来、兵器をロシアに依存してきた。
>だが旧ソ連製の旧式兵器も多いアルメニアに対し、アゼルバイジャンはイスラエル製やトルコ製の比重を高め、多角化を図っていた。

>今回の戦闘では、イスラエル製の自爆型ドローン「ハーピー」や新型ミサイルを多用した。
>また、米政策研究機関「戦略国際問題研究所」(CSIS)が今月公表した分析によると、トルコ製の攻撃ドローン「TB2」の活躍が目立ったという。

>作戦面では、特にトルコの影響が色濃かったという。
>アゼルバイジャンは、第2次大戦直後に旧ソ連が開発した複葉機を無人機に改造して「おとり」に使い、アルメニア側の防空網をあぶり出した。
>その後、攻撃ドローンなどで防空設備を破壊し、地上部隊が進攻した。
>CSISは、「従来型兵器と新型兵器を巧みに融合させることが、現代の戦場では重要だ」と指摘する。

>戦闘での被害を分析した専門家グループによると、アルメニア側は地対空ミサイル「S300」など26基、戦車「T72」130両以上が破壊された。
>いずれも武器輸出大国ロシアの看板商品だ。 アゼルバイジャンのドローンの損失は25機にとどまったという。

T-72はまだしも虎の子のS-300をこんなに潰されたのはアルメニア軍にとって痛過ぎる。

冷戦期の旧ソ連ならまだしも、高価な新型のS−400/500を金欠のアルメニア軍にロハで提供する程今のロシアは気前も良くないだろうし。

そもそもS-300/400などの重厚長大な防空システムはある意味非対称航空戦力である安価な小型ドローン相手には、決してコスパのいい
兵器システムでは無いでしょうしね。