スリランカ政府は先日、日本の支援で建設を計画していた、
次世代型路面電車(LRT)整備事業の中止を発表しました。
中止の理由について、高架化により多くの建物を取り壊す必要があり、
建設費や運営費が莫大になるためと説明しています。

この計画は、前政権時(シリセーナ前大統領)に日本側と合意。
しかし2019年に就任したラジャパクサ政権は中国に融和的とされ、
今回の中止も、中国傾斜の影響があると考えられています。

なお、大統領の実兄で、現在は首相を務めるマヒンダ氏は、
2005年から10年間大統領を務めており、やはり中国に傾斜。
中国の融資を呼び込んで港湾や空港などインフラ整備を進めた結果、
多額の債務返済に苦しみ、南部の港を中国側に譲渡しています。

スリランカ政府は中国の事には一切触れていませんが、
ネット上では「中国からの横槍」説は一般化しており、
中国への配慮により「MADE IN JAPAN」を手放したことに対して、
スリランカの人々からは怒りの声が殺到しています。
寄せられた反応をまとめましたので、ごらんください。

以下略

今度はスリランカか
本邦舐められてるのでは?