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戦争階層を考えて下さい。

まず島嶼戦において政治が求めるものは【島嶼防衛】です。
しかし、ある規模の奇襲戦力による島嶼奪取の可能性がある以上
先遣部隊の事前配備だけに頼る事はあまりも戦略として脆弱です。
つまり、ある程度の島嶼奪回能力が求められます。
しかも政治交渉を鑑みれば政治的に【早期奪回】が求められます。
(この早期奪回能力の構築は、事前配備能力にも生かせるので、最小公倍数ともなります)

では戦略次元としては早期奪回を求められている以上、早期に陸上部隊を送り込む必要が出てきます。
その為、島嶼に戦力を送り込む為の海軍力と陸軍力、掩護の空軍力の構築と維持能力が求められます。

次に作戦次元として、どのような部隊をどのようにして送り込むのかが必要になるのですが・・・

>お客との意見も噛み合わないし
>前提からしてまるで違う海ネタ

戦略次元の要求を理解してないからそうなる。

海のお客さんは政治に要求された戦略次元の問題を理解して話してない。だから今ある(予定含む)艦艇や航空戦力を絶対視し、
数が無い事を言い訳にし、強力な作戦輸送護衛よりエリア制圧による地道な敵撃破、つまり制海による海上輸送を指向したがったり
順次輸送で良いじゃないかと言う。戦略と作戦の必要性を無視している。兵器能力と戦術を語っているだけ。
(考え方は、Lans想定から規模が小さくなっても基本的には変わらない)

これでは旧海軍と一緒だ。

(実は・・・陸オタもその多くは作戦次元を理解してないから、補給維持の無理な師団規模を、自衛隊の公式発表だから送り込めると思い込む)
(その考え自体が作戦補給を理解せずに無謀な戦力を島嶼戦に投入しまくった旧陸軍と一緒なのだ)
(その意味では公式発表で、増援部隊に無邪気に機動師団とか機甲師団を書いてしまった、陸自自体も旧陸軍と一緒だとも言える)