データ中継衛星 29日打ち上げ
NHK鹿児島 11月29日 10時22分

地球を観測した人工衛星のデータや画像を高速通信で地上に中継することができる「データ中継衛星」を搭載したH2Aロケットの
43号機が29日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられます。

打ち上げられる「データ中継衛星」は、地球を観測した人工衛星のデータや画像を高速通信で地上の基地局に中継するほか、
内閣衛星情報センターの情報収集衛星のデータも中継します。

鹿児島県の種子島宇宙センターでは29日未明、衛星を搭載したH2Aロケット43号機が発射場に据え付けられ、午後4時25分に
打ち上げられる計画です。

「データ中継衛星」を使うと、地球観測衛星がデータを送ることができる時間が9倍程度延びて、1日に平均およそ9時間送信する事が
できるようになるほか、最新の光通信によって、これまでのデータ中継衛星よりもおよそ7倍の高速通信が可能になるということです。

発射場がある南種子町は、新型コロナウイルスの影響で、打ち上げの見学場所となっている公園を、抽選で選んだ人に限って
見学できるよう人数を制限する措置をとっています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20201129/5050012754.html

明日は天気もまずまずだから機械的なトラブルが無ければ予定通り打ち上げられそう。