>>564
連合国側に長距離護衛戦闘機が参加した時期でもある

確かに時期と場所と状況によって、防空戦闘機と対空砲火の貢献度は変わってくるし
対空砲火の主目的が爆撃機に精度の低い高空からの投弾を強い、あるいは編隊を乱して
味方戦闘機による攻撃を容易にする事であるのは事実であるにしても
対空砲火そのものによる爆撃機撃墜は無視できない

例えば Pickle Partners Publishing社の「ARCHIE, FLAK, AAA, And SAM」によると
日本爆撃で失われた414機のB-29のうち、日本の戦闘機による撃墜74機、対空砲火によるもの54機、双方によるもの19機としており
対空砲火の効果が爆撃の妨害に留まるものではないことがわかる
(残り、つまり過半数は故障や燃料切れによるものであり、日本のB-29に対する防空能力の低さと、長距離爆撃行のリスクを示すこととなった)