外科医 誕生日の緊急手術 患者死亡率1.2倍 米データ研究結果
2020年12月21日 5時34分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201221/k10012774901000.html

外科医の誕生日に緊急手術を受けた患者のその後の死亡率は、誕生日以外に受けた患者より
1.2倍高かったとするアメリカの医療データに基づく研究結果を、慶応大学などが発表しました。
研究グループは、医療の質に影響が出ることはあってはならないとする一方、注意散漫になりうる状況で
勤務する医師の働き方を見直す必要があるとしています。

慶応大学やカリフォルニア大学などのグループは、アメリカの高齢者の医療データを使って、
2014年までの4年間に4万7000人余りの外科医が行った緊急手術と患者の死亡との関連を調べた結果を
イギリスの医学雑誌に発表しました。

それによりますと、外科医の誕生日に行われた手術は2064件で、30日以内に145人が死亡していた一方、
誕生日以外の手術はおよそ98万件あり、死亡したのはおよそ5万5000人でした。

患者の年齢や持病などを踏まえて死亡率を解析したところ、外科医の誕生日に手術を受けた患者では
6.9%で、それ以外の患者の5.6%と比べ、およそ1.2倍になっていたとしています。
(以下略)
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誕生日以外の日の値は合計して平均したみたいだけど、比較検討するなら一日ごとの個別の値で
比較しないと、数値のばらつきがわからないんじゃないのかね。
「5件だったものが6件になりました」って現象なら、他の日でも普通におきそうだけどなぁ。

しらんけど。