2020.12.24
1隻約2,000億円、米海軍がSPY-6搭載のイージス艦調達を削減
https://grandfleet.info/us-related/us-navy-cuts-procurement-of-spy-6-equipped-aegis-ships/

フルサイズのSPY-6搭載艦であるアーレイ・バーク級駆逐艦FlightIIIは滅多にお目にかかれない貴重種になる可能性が高い。
(以下略)
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(まとめ)
・アーレイ・バーク級DD「Flight III」はSPY-6を搭載するために発電機と冷却機を増設する必要があり、
 「Flight IIA」に比べて100トン以上重くなってしまう。
・そのため船体を大型化する必要があり、「Flight III」の調達費用は1隻約2,000億円と見積もられており
 調達数の削減は必至である。(2021〜25年の調達予定数:12 -> 8)
・その背景にはコロンビア級原潜の建造費用の確保にある。
 1隻約7,700億円のコロンビア級を原潜を調達するために、他の艦艇の調達削減が必要になった。

海自のSPY-7艦も1隻2,500億円くらいするようだが、米海軍さんも苦労しとるねぇ。

ちなみに、最新鋭のコロンビア級原潜の1隻7,700億円という数字、豪州のアタック級が1隻5,000億円という
数字を見ると、なぜか割安感を感じてしまう。