>>973
違うよ

牧野茂が一貫して言ってるのは、たった厚さ6ミリの防水板を間に合わせにつけるのではなく、継手の強度そのものを改善すべきだったのにできなかったことを悔いている

建造中に発覚した欠陥に対して取れた対策として
・継手を船体構造材の端面突き合わせにする
・上下受け材にキーを挿入する
完成後に取れた対策としては
・継手の背後に頑丈なブラケットを取り付ける

いずれも継手そのものの強度アップ策

継手の欠陥に一切手をつけず、技術者である自分は防水板の追加を提案したのみだったことを悔やんでいる

あの番組でも牧野の肖像と「艦船ノート」の記載を引用していた
この本は1987年ごろの刊行
戦後一貫して牧野が言っていたことが、海底の映像を見た堤氏はじめ専門家からも裏付けられたという番組
で、大和型の継手の欠陥に関しあれが最新の知見
これを否定するファクトは現在まで出てきていない

番組の後半で、爆発の専門家によるシミュレーションで、武蔵は二番砲塔火薬庫の装薬爆発が起きていることを説明していたが、この結果、二番砲塔付近の船体はバラバラに引きちぎられている

一方で、上下装甲継手がきれいに外れて脱落した下部装甲板の映像は、魚雷攻撃に対する継手の脆弱性の説明のところで取り上げられている
装薬爆発で千切られた船体とは別の場所