かつての(農業革命-近代以前)「マルサスの罠」の代表は「農業」です。

農業革命で狩猟採集を脱した。
ところが、農業生産量に比例して人口も増え、結局は一人一人に関しては飢餓すれすれの線を彷徨った。
(権力者は快楽を極めてましたがね。)

ところが、近代の生産革命によって、ついにこの「マルサスの罠」を脱しました。
まず、産業革命により生産性そのものが十倍以上に向上した。
さらに、サービスとして「付加価値」を際限なくつけることもできるようになった。

畑で取れるのはただの小麦ですが、これをサクサクのクロワッサンに焼き上げると( ゚Д゚)ウマーとなり、東京からわざわざ飛騨高山まで食いにくる物好きまで出る始末。
関連の町興し効果と会わせると、いったいどれくらいの価値をもたらしたのか?

(「君の名は」効果もありましたかね?)