>>185
ドイツのロケット(ミサイル)開発はヴェルサイユ条約で長射程砲や空軍の保有を禁じられていたドイツ国軍(ライヒスヴェーア)がそれに代わる手段としてロケットに目をつけ、オーベルトやフォン・ブラウンら民間技術者が行っていたロケット研究を援助したことが始まり
V2(A4)は新しもの好きのヒトラーが不利な戦局を挽回する手段として開発を後押しした

エニグマはもともとはアルトゥール・シェルビウスという技術者が第一次大戦中に開発販売された商用の暗号機で、戦後にその能力に目をつけたドイツ軍が軍用として採用し改良が繰り返されたので最初から軍用ではない

T-34はT-26の後継として開発が始まり、張鼓峰やノモンハンの戦訓で機動性と装甲を両立して燃えにくく、対戦車にも対陣地にも使える火砲を搭載できる戦車というコンセプトで作られたもの