>>361
>何で最近は通常兵器の軍縮会議やらないんすかね?

冷戦末期にCFE条約ってのでNATOとWTOで兵器の頭数を6割から8割に減らす条約を結んだ。
そのあとWTOが崩壊し、東欧諸国がNATOに取り込まれると、ロシアとしての戦力はWTO時代の3割とか2割とかに落ち込んだ。

で、ロシアの経済の低迷もあって、自衛隊かよ、みたいな少量調達しかできない時期が長く続き、いま持ってる兵器も更新するかアップデートするかしないといけないけど、まともに予算ついたのはここ5、6年じゃなかったっけ。

>>420
>たとえば潮流が戦艦群の隊列を乱して敵艦隊の付け入るすきを与えたとか、風向きが空母からの航空機の発艦やミサイルの精度に影響を与えて戦闘の勝敗につながったとかいった事例はあるのでしょうか?

フォークランド紛争。

アルゼンチンの空母ベインティシンコ・デ・マヨは開戦劈頭、イギリス機動部隊に対してA-4スカイホークで空襲をかける予定でいた。
この船はオランダがちょっと金かけて直そうとしていたこともあって、他の姉妹と違ってストロークの長いBS4を積んで爆装したA-4も射出できるはず…だったが、実際にはオランダが修理を諦めてアルゼンチンが買った時点で機関不調。
それでも何ノットだかの風があれば発艦できるはずが、当日はまさかのベタ凪。
結局、攻撃隊を出すことができずに後退。アメリカから買った砲戦巡洋艦がイギリス潜水艦に撃沈されたこともあって、以後戦局に寄与できないまま艦載機は陸揚げされてアルゼンチン本土からの長駆出撃。
空軍のミラージュともどもフォークランド上空にほとんど滞空できないことから制空権も取れず敗北、と。