荒れるアルメニア
プーチンが法の枠内というとなんか意味深だな

軍の辞任要求に首相「クーデターの試みだ」…旧ソ連構成国アルメニア
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210226-OYT1T50125/

モスクワ=工藤武人】タス通信などによると、旧ソ連構成国アルメニアの参謀総長ら軍高官約40人が25日、ニコル・パシニャン首相の辞任と内閣総辞職を求めた。アゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフ自治州を巡る昨年の大規模戦闘で敗北して以降、辞任圧力が強まっているが、パシニャン氏は拒否している。

 参謀総長らは声明で、パシニャン氏の発言を批判した軍高官が24日に解任されたことに抗議し、「パシニャン氏と内閣は、もはや的確な判断ができなくなっている」と指摘した。パシニャン氏は「軍によるクーデターの試みだ」と批判し、参謀総長の解任を提案した。

 クーデターの動きは出ていないが、首都エレバンでは25日、パシニャン氏の支持者と、辞任を求める野党勢力がそれぞれ集会を開き、緊張感が高まっている。

 アルメニアの同盟国で、大規模戦闘の停戦も仲介したロシアのプーチン大統領は25日、パシニャン氏と電話で会談し、「法の枠内での事態沈静化」を求め、全ての当事者に自制を呼びかけた。