かつての日本への復讐心もいつしか消え去り、ドイツが降伏し、日本の命運も残り僅かと噂される
中で、再びルメイに呼び出されたベイツは「この1発は徹底抗戦を叫ぶ日本の軍人と天皇を黙らせ、
この戦争を終結させるダメ押しとなるだろう」と諭され、とある特別任務を任される
それはかつて彼が断った日本への"3発目"の原発投下任務であった
「この嫌な戦争を終わらせる事が出来るなら」と、その任を引き受けたベイツ

だが進撃途中で日本がポツダム宣言を受諾したとの無線を傍受した事から、機内には不穏な空気が
流れる、正式な作戦中止命令は出ていないと任務続行を主張する副操縦士、原爆投下に嫌悪感を
抱く航空機関士と爆撃手、無線封鎖を解いて司令部に問い合わせるべきと論争する航法士、通信士、
機銃手達との板挟みの中で、迎撃して来た紫電改部隊とも遭遇、その部隊はこれまでとは打って変わって
プロフェッショナルな戦闘機部隊であった、その中の1機の尾翼には見覚えのあるマーキングが・・
護衛のP-51と紫電改部隊の空戦が始まり、原爆投下地点が迫りつつある中、彼はある決断をする