また、加工することで、生では食べられないものも美味しく食べられるようになり、海外でしか食べられなかったものも日本で簡単に食べられるようになるなど、食に楽しみや豊かさをもたらしたのも事実です。手作り品よりも食中毒のリスクが低いというメリットもあります。食べたいのに我慢することがストレスになっては本末転倒です。
超加工食品は、確かに毎日食べていれば体重増加、そして死亡率増加につながるかもしれません。でも、たまに食べるくらいなら、美味しいものを安く食べられるという素晴らしい体験になります。
超加工食品に限らず、特定のものだけ食べる・食べないという選り好みをするのではなく、「栄養バランスを考えてよく噛んで食べる」という原則が、健康への一番の近道です。
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ちなみにこの記事は某所に寄稿してボツになったものです。編集から、「この結論ではあまりに一般的すぎるので、正確さは必ずクリアした上で、面白く、納得感のある論にしてください」と言われました。イラッとしたのでこっちから取り下げたのですが。
食事において、「栄養バランスを考えてよく噛んで食べる」以上の結論はありません。「〇〇は危険だ!」「〇〇だけ食べればいい!」というものほど怪しいと疑ってください。
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下記、「超加工食品は危ない」本当の理由を探してみようを参照ください。

ttps://note.com/shimasho_work/n/n79199f0eeb49