>>836
まあ何だって結果は似たようなもんだろうけどね。

というのも、藤堂守は<向こう側>軍の中でも政治的信頼性の高い精鋭部隊ほど北海道へ移動させてる。
もちろん南樺太でのクーデター(というか内部崩壊計画というか)を成立させるための布石だが、駐留部隊が膨れ上がった北海道では兵站の負担が増大しているだろう。

そこで忠誠心の高い部隊が党中央からのコントロールを失ったまま、損耗を気にせず闇雲に作戦を続行すれば、すさまじい勢いで兵站物資を消費する。
しかし兵站をコントロールすべき組織は上位へ行くほど連絡が取れないだの混乱してて、マトモな補充が行われるとは到底思えん。

「同志将軍閣下、燃料も弾薬も尽きかけています!」
というわけで、どのみち長期間マトモな攻勢を維持する事はできんさ。