いよいよEV新時代が始まるか


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19日、中国・上海で開かれた上海国際モーターショーで、トヨタ自動車が発表した新EV「トヨタ bZ4X」のコンセプト車両(三塚聖平撮影)


【上海=三塚聖平】世界有数の自動車展示会である上海国際モーターショーが19日、中国・上海で開幕し、
日系大手各社が電気自動車(EV)の新型車を相次ぎ公開した。

中国政府の後押しもあって成長が見込まれており、世界最大の自動車市場で日系メーカーも取り組みを強化している。

トヨタ自動車は、新型EVシリーズ「トヨタ bZ(ビーズィー)」を初公開した。
その第1弾として、中国で人気の高いスポーツ用多目的車(SUV)「トヨタ bZ4X」のコンセプト車両を発表。
日本と中国で生産して来年半ばまでに世界での販売を計画している。

同社は2025年までに世界市場に投入するEVについて、現在の6車種から15車種に拡大すると表明した。

またホンダは中国で初となる自社ブランドのEVを来年春に発売すると発表。
今後5年以内に中国で10車種の自社ブランドのEVを発売する計画も表明した。
同社の井上勝史・中国本部長は「中国における電動車ラインアップを一層強化した」と強調した。

日産自動車は、SUV「エクストレイル」の新型車や、今年中に中国での販売開始を予定するEV「アリア」を紹介した。

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