>>167
 真珠湾攻撃自体を改変する訳ですね。
 上陸部隊について触れておられませんが、初めての具体案の提示を歓迎します。
 戦艦を攻撃せず第一次攻撃で航空機と小艦艇、第二次攻撃で戦艦巡洋艦を除く艦艇と要塞砲を攻撃するというのは面白い提案です。 
 但しハワイの米航空兵力を軽視しているとも思います。

 約450機存在したオアフの米航空兵力のうち、日本側の判定では約450機を炎上させほぼ壊滅させたと考えていましたが、実際に完全破壊されたのは188機。
 実戦ですから仕方がありませんが、地上目標の攻撃にそんなに慣れていないのではないかとも勘ぐってしまいます。

 損傷機も多数ありましたが、それでも尚使用可能機が雑用機を除いても124機残っていて、付近の米空母2隻に約130機が使用可能です。
 南雲機動部隊も損失29機の他多数の損傷機があり、帰還時使用可能機は265機まで減少しています。
 奇襲攻撃に成功してもやっと数的に対等になった程度です。
 統一運用できる南雲機動部隊の方が有利だとは思いますが、修理や整備の点では地上基地のある米側に有利な点もあり、勝てたとしても使用可能機が殆どなくなってしまうのではないかと危惧されます。

 日米ともに数十機の損傷機は戦闘に忙殺されなければ数日から1週間くらいの間に逐次修理完了する筈ですが、連続して戦闘するようだと修理はなかなか捗らないでしょう。
 そして1週間程度の間に米側にはサラトガが到着します。ここで押し切られてしまいませんか?