高い城の男で、唯一妥当な設定は、ドイツが強烈な人種弾圧やっているのに対して
イタリアは弾圧される側に同情的で、日本は人種差別政策は一切やっていない、という所だな。


全部、ナチのせいにしたけれども
「犬、ユダヤ人、ポーランド人お断り」とか看板出していたのも
ポーランド人の生産設備や財産から不動産まで対価なく奪って、野垂れ死にさせたのも
別にナチスでも何でもないドイツ人自身の蛮行なんだよなぁ。

山川出版の『世界各国史』シリーズの『ポーランド・ウクライナ・バルト史 』に詳しいデータが載っていたが
マジでポーランド人知識階級を殺したり着の身着のまま追放して半減させてやがるのがドイツ人
民間人を裁判なしで処刑とか平気でやってる国防軍とか
統治政策は、ポーランド人には初等教育以上を与えるなとか、
500以上の数が数えられない程度の計算能力しか与えるなとか
まぁよくこんなこと考えられるなということをやっている。

で、戦後は悪いのはナチスでドイツではありませーん! とかよく言えるよなぁ