ASM-3の生産は限定的となる  文谷数重(軍事専門誌ライター)
2021/4/25
https://japan-indepth.jp/?p=58788
【まとめ】
・国産ミサイルASM-3は中国軍艦に通用しない。
・JSMミサイルとの比較で超音速ミサイル選択の誤りが明らかになる。
・このためASM-3の生産は限定的となる。

★だが、このASM-3でも中国軍艦には通用しない。
なぜなら超音速ミサイルでも迎撃できるからだ。自動化された迎撃システムは
マッハ3程度のミサイルには充分対応できるのである。
これは中国側研究で明らかである。マッハ0.7〜0.8の従来型対艦ミサイルをマッハ2〜3級に
変えてもあまり効果はない。自動化システムを持つ軍艦はそれでも迎撃してしまう。
迎撃撃破されるミサイルの数は3割程度しか減らせない。
つまり3割の効果しかないとされているのである。(*2)
なお高速性能で軍艦を出し抜くにはマッハ6〜8が必要とされている。
つまりASM-3は055型や052C/Dには通用しない。安価な054Aにもまずは通用しないのだ。
米国はステルス型ミサイルで対処しようとしている。
レーダほかで発見しにくい。そのような対艦ミサイルで問題解決をはかっている。

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中国はそんな中華イージスシステムをどうやって開発したのだろう