日本の次期戦闘機用エンジンの動向を纏めると以下のようになる。
2021/12/24 クリスマスイブに入札公告 IHIが随契で約158億円で落札。
 この時期には22年度予算案(次期戦闘機エンジンの詳細設計を含む)は確定し、
 英国次期戦闘機用のデモンストレータエンジンの共同開発が始まっている。

2022/3/29 IHIと契約。22年度予算は3/22日に国会決議を経て確定済み。
IHIは日本の次期戦闘機エンジンをプライムで開発し、英国でもRRと英国次期戦闘機エンジンを共同開発中という事になる。
日本で開発中のエンジンは試作エンジン(おそらくXがとれF9となる)でそのまま機体に搭載し不具合が無ければ制式化される。
英国で開発中のエンジンは実証エンジンで日本で言えばXF9の開発開始後1年未満で、
日本で言えば 戦闘機用エンジンシステムに関する研究(2015-2019) の2016ごろの状態。
英国が目指すエンジンはAB10t程度、XF9は15tのAB推力を試験で確認済み。

以上の事実から、エンジンの統合はあり得ない。
共同開発は、英国の時期戦闘機エンジンに日本の技術の供与という事でF-2が日米共同開発なのと同じ。