火葬後、行方不明になっていたA級戦犯の方々の遺骨に関して、このほど発見されたGHQ文書によると関東東方沖の
太平洋上で飛行機から散骨したとのこと。
なお、遺灰に関しては有志がひそかに火葬場で回収したため、いまは愛知県で供養されている。

A級戦犯、太平洋に散骨 東条元首相ら7人、米の公文書発見
https://www.chunichi.co.jp/article/267917
>遺骨は遺族に返還されず、太平洋や東京湾にまかれたとの臆測はあったが、行方は昭和史の謎とされていた。
> 文書は、占領期に横浜市に司令部を置いた米第八軍が作成。日本大生産工学部の高澤弘明専任講師(法学)が米国立
>公文書館で入手した。遺骨処理の詳細が記載されていたのは、七人が処刑された一九四八年十二月二十三日付と、四九年
>一月四日付の二種類の極秘文書(機密解除済み)。現場責任者のルーサー・フライアーソン少佐が「戦争犯罪人の処刑と
>遺体の最終処分に関する詳細報告」として、経緯を記していた。