「機関銃の操作を優先」して、ほぼ純粋な機関銃手として乗員を増やした例もあるにはあるが、基本的には幾つかの役割を兼任させるパターンだな
なにぶん前線で戦車を運用するには、単位時間当たり相当なマンアワーが必要なので
現代でも、装填手の排除になかなか踏み出し難い原因の一つであるように、戦車と共に移動する乗員一名の価値はとても大きい
戦後初期に至るまで、射角の狭い半固定機銃を載せた戦車が多くあるが、基本的にそうした乗員が「御手隙の時に撃つ機関銃」の域は出ない

とは言えあんなものでも、制圧用として機関銃の車内容積分の効果くらいは見込めた
歩兵の対戦車能力が限定的であった時代までは

>>380
乗員より多い数を装備しようとしたくらいには車載機関銃好きなソ連
結局は「主砲同軸以外には、砲塔上部に射角の広い重機関銃を一丁載せればいいや…」となったが