>>457
北朝鮮は経済が本格的に悪化し始めた80年代末から90年代には、石油精製能力の不足で発電用重油が
充分に精製できなかった為に、原油を直接火力発電所で燃やすなんて事もしていたらしい。

当然そんな事をしていたら発電効率は落ちる上にボイラーやタービンなどの設備にもダメージが生じるので、
設備の寿命を縮め発電能力の低下を招く羽目に。

その後更なる外貨の枯渇で原油そのものの輸入が滞り、故障した火発を買い直す事もままならず、首都平壌を
除けば停電時間の方が遥かに長い状態が当たり前に。

そして自動車用ガソリンも本来のガソリンの他に粗製ガソリン(ナフサ)を使っていたそうですが、当然ナフサを
使い続けた車のエンジンは早く傷むし、排気ガスもかなり臭かったと言われています。