高温ガス炉再稼働 実用化へ10年の空白取り戻せ 長辻象平
産経 2021/8/25 09:00

最有力の次世代原発として注目される日本原子力研究開発機構の高温ガス炉「高温工学試験研究炉(HTTR)」が再稼働した。
7月30日午前11時5分、茨城県大洗町に立地するHTTRの中央制御室で制御棒の引き抜き操作が開始され、午後2時40分に核分裂反応が
連鎖的に進む臨界に達した。

約10年間の眠りから覚めたHTTRでは、高温ガス実用炉に向けての研究開発が進められる。
世界が目指す2050年のカーボンニュートラル(二酸化炭素排出の実質ゼロ)と電力の安定供給に大きな役割を果たす期待の星なのだ。

・新原発への期待
2011年3月の東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて国内の原発は全基停止に至ったが、実験炉の段階にあるHTTRもそのうちの
一基だった。

原子力機構がHTTRの再稼働のために、原子力規制委員会に対して安全審査を申請したのは14年11月。
一連の審査で求められた、HTTRのケーブルを火災の熱から守るための措置などの安全対策工事も今年に入ってすべて完了し、待望の
再稼働となったのだ。(後略)
https://www.sankei.com/article/20210825-GTZFDE2NPVLYBHSAM2HPSWRPEM/

余り他のマスゴミは報じないけど、高温ガス研究炉は先月再稼働していたんだな。
パヨク野党マスゴミどもの原子力没滅運動のせいで他の原子炉開発共々葬り去られかねなかったけど、再稼働に持ち込めたのはめでたい。

もっとも国内で高温ガス炉を商用化に持ち込むのは病的な放射能アレルギーのせいでひどく政治的ハードルが高いでしょうが。