みなさん福神漬けはご存じだろうか
カレーについてくるあれである
福神漬けはカレー専用の漬物ではなく
日露戦争を勝利するために開発された戦略物資だったのだ

令和の日本では想像できないが、明治時代の日本人は
漬物なしのごはんは考えられないぐらい漬物を食べていた
ごはん2合にたくあん1本食うぐらいな勢いで漬物とごはんと味噌汁が食事だった

しかし漬物は保存食に見えて生ものであり、浅漬けのたぐいは外地に持っていけないし
たくあんでさえ傷んでしまう。
そこで考えだされたのが、たくあんやナス漬けなどから塩を抜いて細かく刻み
しょう油と砂糖で甘辛く味付けし、缶詰に詰めて高温殺菌した福神漬けである。
缶詰で甘く味付けしているので外地に移送しても腐らない
陸軍は最終的に自前の福神漬け工場まで作って戦地に送った
森鴎外は毎日出てくる福神漬けが苦痛だったという
当然陸軍のカレーの漬物も福神漬けになった