後知恵かどうかは、当時の陸海軍内部で同種の意見が出ていたかどうか
またはそうした発想の下地となるような政策、作戦が提案されていたかどうかに尽きると思うな
一般に陸海軍内で声の大きかった意見が戦史として残りがちだが
戦備や訓練の不備については、圧殺された意見がたくさんあって、それを知らないと後知恵に見えてしまう
航空隊や空技廠の中堅からは早期から再三叫ばれたのに、敗戦直前になるまで無視された恨み骨頂の文書とか残ってて
そこで批判されてる意見とそっくりなのが5ちゃんねるでも展開されてるのもおもしろい
素人の掲示板ながら当時の海軍人の多数派になりきってる人が多くて、昭和10年台の雰囲気を追体感できるのが醍醐味だなと思ってる
まあ、趣味ではなく本当に国家存亡の危機にある際、空論や省の建前で建策潰された人たちは堪ったもんじゃないよね
かれらが戦後の航空自衛隊をどう思ってたのか気になるところではある