日本版GPS搭載、H2Aロケット打ち上げ 位置情報の精度向上へ
朝日新聞デジタル 10/26(火) 11:23配信

日本版GPSとも言われる準天頂衛星「みちびき」を載せたH2Aロケット44号機が26日午前11時20分ごろ、鹿児島県の種子島宇宙センターから
打ち上げられた。 当初は25日の予定だったが、悪天候の予想で延期になっていた。

みちびきは、米国のGPSを補う信号を出す測位衛星。
GPSと一体で運用することで、山間部やビルの谷間で電波が遮られて生じるスマートフォンなどの機器の位置情報のずれを抑える。

2010年に打ち上げられた初号機が設計寿命を迎えることから、代替機を打ち上げた。
国は、カーナビやスマートフォンなどの位置情報の精度向上を目指し、今後さらに3機を打ち上げて23年度に7機体制にする方針だ。

また、H2Aは23年度に退役する見通しで、今年度には後継となるH3の初打ち上げが計画されている。(小川詩織)
https://news.yahoo.co.jp/articles/112a9110c2bb88190850e6de06f7d5334f1ac559