給与が上がらない理由の一つは
政策的に給与を抑制している分野があるから

・医療報酬
 これが固定されていると医師や看護師の給与が低く固定され
 医療機関の設備投資費も低く固定される
・介護費用
 医療報酬と同様に介護士や介護施設の給与や設備投資が低く固定される
・教育費用
 公立の小中高校の教諭の給与などが低い
 公立大学の職員費用も低く抑制されていて
 私立大も横並びで低く抑制されている(私学補助の関連で授業料を上げられない)

このように、社会福祉や教育に対する支出を、税金の無駄だとか抑制し続けてきた結果
おそらく30年前とさほど変わらない水準に保たれた結果、これらの分野以外の給与も
低く抑制されたということらしい。

つまり、社会福祉と教育の分野への支出を増やし、医師や教師などの給与を上げれば
連動して他の給与も上がるとかそんな話らしい