そういう意味では、やはり「プライベートライアン」が死に様を根本から変えたね。
遮蔽物の陰にいた兵士が崩れ落ちるように死ぬとか、走っていて突然倒れるとか、それまでの戦争映画ではあり得なかった描きかた。
それまでの典型的ハリウッド映画では、弾に当たって死ぬときは「バンジャー!」みたいになるか、「うーーん、やられたぁ〜」と格好つけて死ぬかが王道だったからな。
「コンバット」なんか、血も出ていなかった。