小説だから仕方ないが実際のところそういう理屈で"植民地"を拡大させるのは実に短絡的な行動かつ視野の狭い行動なんだがね

この非現実的な現象を現実的に考えるならば
その後で中国だとかロシアにより広大で資源の多い世界に繋がる別の"ゲート"が開いてしまうなんて可能性だってある
そうなった時に同じような理屈でそこがその国の土地になるのを正当化させてしまう
ほっといてもそうするかもしれないが少なくとも"前例"という大義名分が彼らに与えられる

そういう事も考えると全般的には国連の管理に任せつつ当事国の日本が中心になって調査を行うというのがまともな対処だろう
日本はそこに繋がる大規模な輸出入の中心地になるだけでもかなりの利益を得られるだろうしね

まぁ植民地コンプレックスの日本人には心地良い物語なんだろうからこういう話は野暮なんだろうけどね