>>750
「普通の大砲」というのが榴弾砲のことなら
高射砲もしくは高角砲=砲弾を高空に打ち上げるために砲身は長く初速が速いが高加速に耐えるために弾殻は厚めになり内部の炸薬量は少なめになる
榴弾砲=砲身は高射砲に比べて相対的に短く初速も遅いが砲弾の弾殻は薄く同じ口径でも高射砲弾よりも炸薬量は多くなる

高射砲は水平撃ちすれば初速が速く弾道はまっすぐに近くなるので、徹甲弾を使えば戦車の装甲板や厚いコンクリに覆われたトーチカを貫くこともできるが炸薬量はないか少ないので榴弾に比べると殺傷範囲が小さい
榴弾砲は仰角を付けて撃つので榴弾の弾道は放物線を描いて着弾時の速度は徹甲弾よりも遅いが、内部の炸薬の爆発で爆風と破片を撒き散らすので開けた場所なら広範囲の敵を殺傷することができる