商社マンが明かす世界食料争奪戦の現場 
日本がこのままでは「第二の敗戦」も
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日本は70年以上も戦争と関わらずにきたはずだった。
しかしその日本がいま、世界で激しい「食料戦争」の渦中にある。

俳人で著作家の日野百草氏が、「国の通貨が安いまま戦うのは厳しい」と焦る商社マンに、
牛肉を中心とした日本の「買い負け」事情を聞いた。

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「どこより高い金を出せば買えますよ、ただ買い負けているだけです」

食品専門商社のA氏(40代)に話を伺う。
以前、彼がこの国の食料問題に対する危機感を訴えた『憂国の商社マンが明かす「日本、買い負け」の現実 肉も魚も油も豆も中国に流れる』は思わぬ反響を呼んだ。
筆者もそこまでとは思っていなかったのだが、現実に食肉や魚介類に次々と値上げ、不足のニュースが続いている。
ただ一人の話だが、その一人の肌感は現に日本の危機を象徴している。
多くの他国と「戦う」企業戦士も同様だろう。

「それと船ですね。こちらは取り負け、日本に寄ってもらえない」
その食料を運ぶコンテナ船もコンテナそのものも不足している。
食料争奪戦が「戦争」だとしたら、いまはまさに「戦時下」だ。