ロシアの先祖?
「先史時代」はさておき、中世では明らかに「モンゴル」です。

バトゥの西征によりキエフ公国を中心とするルーシー(現ウクライナ)が征服されましたが、その時、侵攻対象ですらない北の僻地の連中がモンゴルに尻尾振ってできたのが「モスクワ大公国」。今のロシアの明確なる先祖です。

1246年9月30日に、わざわざモンゴルの首都カラコルムに頭目が赴き、臣従を近い、権力を承認された。
ジョチ・ウルス軍の支援を受けて周囲の反モンゴル勢力を弾圧。その功績によりモンゴル帝国に爵位を認可され何回か代替わりしてモスクワ大公国になる。
それ以来、モンゴル様への朝貢は15世紀まで続きます。

そして、モンゴルが衰退しジョチウルス系のキプチャック汗国崩壊のドサマギでモスクワ大公国が周辺国を征服した。
さらにド厚かましくギリシア正教会の後継を名乗り、ロシア正教会をでっち上げ、その権威の元に帝国を名乗った。
これがロシア帝国です。

歴史的には、どうしようもなくモンゴル帝国の後継です。
事実なんだから仕方がない。

そして現代でも周辺国に「タタールの軛」を強制しようとする。

それを、今でも「母なるロシア」などと称するw
「母なるロシア」とは「(近代版)タタールの軛」です。
21世紀でもウクライナは「モンゴル人の支配」に甘んじなければならないのか?